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地震に備える

能登地方で大きな地震が発生し、地震・津波・火災はセットで起きると思いました。地震で倒れず、津波で流されず、火災で燃えない家を作るのは難しいですが、せめて地震で倒れないような家にしたいものです。能登では耐震基準を満たした新しい建物も、何年も続く余震で接合部が弱くなり倒壊したようです。

既存住宅で耐震基準を満たしていない家は補強工事をしましょう。耐震補強の考え方は4つ。基礎を強く、土台から柱が抜けないように、壁を強く、建物全体のバランスを良くすることです。訪問営業で小屋組みにごつい金物を取り付け、これで大丈夫と何百万円も支払う羽目に。窓1か所だけ鉄骨で補強してこれで安心と営業しています。また床下に潜り基礎と土台を金物で接合し、ごまかしたりしています。

在来軸組工法の家は100年~200年十分持ちます。奈良の法隆寺は1400前の日本最古の木造建築です。適切な時期に理にかなった改装・修繕を行えば20~30年で建て替える必要はありません。国土交通省住宅局監修の耐震補強方法の補強をお勧めします。

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