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基礎は基本

家を構成する重要な構造物は、基礎・土台・柱・梁です。

まずは基礎。古くは地面に柱を突き刺して倒れなくする程度でしたが、石を置きその上に柱を立てるように。それから石の下を砂利で固めたり、土台を並べてその上に柱を立てたり、石の数を増やしたりして丈夫にしてきました。その後、土台の下をコンクリートにして固める布基礎となり、今は床下が鉄筋コンクリートのベタ基礎が主流です。

建物の重量や家財道具が増え家全体が重くなったので、地盤の耐力が必要となり地盤改良をすることが増えました。方法は幾つもありますが、固い層で支持する考え方が安心です。土と杭との摩擦で持たせるやり方は大きなビル工事では採用されません。住宅でも基礎は一番重要で、手抜きや欠陥・悪意があると徐々に表面化し取り返しのつかない事に。杭が支持層(岩盤)にまで届かず最終的に建て替えたマンションの事件は、大手建設会社が横浜で起こした数年前の出来事です。

家を営業マンから買う時代、一生に1度の最高額の買い物。見掛けや営業マンの甘言には注意を。

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