趣のある昔ながらの家は何とも言い難いすばらしさがあります。そんな家が鎌倉でも毎年壊され、建て替えられます。理由は、隙間だらけで寒い・瓦が重い・サッシにしたい・和室はいらない・間取り変更・設備を新しく・地震が心配・シロアリの被害等です。
趣のある家は上質の材料が使われています。柱や梁も本物の木が使われ、檜や杉の無垢の材料で集成材などではありません。昔の職人は手袋をして仕事をしません、手の油が鉋を掛けた表面に着くと、数年後に手形として浮き出てきます。その為に仕上げた面に砥の粉という土を塗ってあり、素手で触っても手油が付かない様にします。完成するとその砥の粉を綺麗に洗い落とします。
建て替えなくても、改装工事で耐震補強からシロアリ対策、間取り変更まですべて叶えられます。資金も金融機関から増改築ローンで借りられます。在来工法の家は、数百年使えることを強くお伝えします。合板・ベニヤ・ペンキ・ビニールクロスでは趣は持てません。鎌倉の街並みに自然に溶け込む趣のある家を、一軒でも多く残したいと思っています。ご相談ください。
