1978年創業 地域に根差した鎌倉市の建設、リフォームのトータルプランニング

株式会社 日向建設

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-耐震補強-

日向建設の耐震補強工事

古民家の趣を大切に
安心安全快適で住まう人が幸せになれる家づくり
リフォームで耐震補強、建て替えなくても丈夫な家になるのです

日向建設では、現在住んでいる家の耐震診断をして、それぞれの家の実情にあわせた、住みながらの耐震補強工事を行っております。
家に住まう方が幸せな気持ちになれる様、安心・安全・快適な家づくりをいたします。
リフォームでの耐震補強は自分の家に居ながら工事できます。
これから先の未来を安心して安全に生活していただける為に日向建設の耐震リニューアルでご相談ください。

耐震補強工事・ご相談の流れ

  • STEP.01
    まずは日向建設のフリーダイヤルにお電話下さい。
    株式会社 日向建設
    国土交通省大臣認可 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合会員
    株式会社 日向建設 フリーダイヤル0120-87-5454
  • STEP.02
    耐震診断
    経験豊かなスタッフが現場調査(耐震診断)にお伺いいたします。
    1999年には鎌倉市内で木造住宅を対象に150件の無料耐震診断を行っております。
  • STEP.03
    結果とお見積もりのご連絡
    診断から1週間程度で報告書と御見積を提出いたします。
  • STEP.04発注
    ご発注頂きましたら施工となります。日向建設では、住みながらの耐震補強工事を行っております。

古民家にお住まいの方、地震が来ても倒壊しない家に

古い家は危ない?

1995年の〔阪神・淡路大震災〕や1999年10月6日に起こった〔鳥取県西部地震〕。どうして2階が1階を押し潰した様に倒れてしまったのでしょうか。
家づくりに携わる者として、人が安心して暮らすための家が地震によって壊れたり、倒れたり、また人の命を奪う原因になってしまうことが悲しくてなりません。
阪神・淡路大震災のとき、倒壊した殆どの家は、柱が土台から抜けた事が原因でした。そのため、1998年の6月に建築基準法が一部改正され、すべての新築木造住宅の建設にホールダウン金物・筋違い金物の施工が義務づけられました。
この改正以前の古い家では、耐震補強されていない住宅が多いのです。
1999年に日向建設で鎌倉市内で木造住宅を対象に150件の無料耐震診断を行った結果、半数以上の家が危険とでました。
そんな中、私たち専門家が診断をしてみて、一番強く感じた事は、基礎・土台・柱・梁などひとつひとつの主要構造物は特に問題が無く、建替えをせずにしっかりと耐震補強工事をすれば、これから先も充分使えるものが殆どだという事でした。
「補強しないと危険ですよ!」と恐怖心をあおり、必要のない高額な工事を押し付けたり、小屋裏に不必要な金物をたくさん取り付けたりする悪質な業者も多くいます。
理論に基づかない耐震補強工事は何の役にもたちません。

法の改正ではどうなったのか?

現在の建築基準法は、1950年(昭和25年)にできたものです。
少しずつ改正されてはいますが、地震に関しての基準が大きく変わったのは1980年(昭和55年)以降です。
つまり、昭和55年以前からある家は基準法から見ても危ないといえます。
1998年の6月に建築基準法の一部改正が下記のようになりました。
すべての新築木造住宅の建築にホールダウン金物・筋かい金物の施工が義務づけられました。
これは耐震性を考えたもので、1995年の阪神・淡路大震災のときホールダウン金物と筋かい金物を正しく施工している家と、していない家で大きな違いが出ました。
ホールダウン金物でしっかり施工してある木造の3階建ての家は、ほとんど被害を受けていなかったのです。

ホールダウン金物は壁の中用・壁の外用両方あります

ホールダウン金物とは、基礎と柱を一体化させる金物です。
押入れがある場合は、比較的簡単に取り付けられます。壁の中の場合は、床板・壁の一部をはがして取り付けます。
内から出来ない場合には外に付けるプロテクターを使います。日向建設 ホールダウン金物

古民家の趣を大切にした住宅リフォーム

この家は昭和の始めに建てられた家です。
矩折に作られた廊下には、丸桁という丸太の長い梁が使われていて、直径30センチ位で木の皮をむいただけの物ですが、とても美しい光沢があります。
台所に2間続きの和室があり、脇に洋間が1つついた昭和初期の典型的な作り方の家です。

BEFORE
日向建設 古民家耐震リフォーム
AFTER
日向建設 古民家耐震リフォーム

内部は、畳に東障子に欄間、壁は漆喰にじゅらく、廊下の板は縁甲板、天井は木小舞天井とまさにサザエさんの家と同じです。

BEFORE
日向建設 古民家耐震リフォーム
AFTER
日向建設 古民家耐震リフォーム
BEFORE
日向建設 古民家耐震リフォーム
AFTER
日向建設 古民家耐震リフォーム
BEFORE
日向建設 古民家耐震リフォーム
AFTER
日向建設 古民家耐震リフォーム

リフォームで出来る確実な耐震補強工事

日向建設は、明治・大正・昭和初めに作られた古民家の趣を大切にします。
建て替えなくても丈夫な家になるのです。

  1. 基礎と柱を緊結する
    柱が基礎から抜けないようにする 地震で建物が揺れた時、土台に組み込まれている柱は、意外と簡単に抜けてしまいます。
    柱が土台から抜けないように 「耐震Jケーブル」 という特殊なアンカーボルトを使用し、この一方をホールダウン金物で柱にしっかりと固定し、もう一方は鉄筋(耐圧盤)の中に絡めて埋め込みます。
  2. 壁を強くする
    筋違いの入っていない壁は勿論の事、窓を大きく設ける為に、壁の量の少ない建物は揺れに弱くなりますので、バランス良く体力壁を設けなければなりません。
    強い壁をつくるには、壁の中に入っている 「筋違い」 を補強し、金物でしっかりと止めることが大事です。
    また、壁全体を構造用合板で固めます。
  3. 家全体のバランスを考える
    外部からの力に対して、球形はとてもバランスが良いとされている様に、前後・左右・上下がバランス良くなるように考える事が大切です。
    屋根が重ければ建物の重心が高くなるため、壁や柱などに負荷がかかってしまうため、重い瓦屋根を金属板屋根(ガルバリウム塗装鋼板)などの軽い素材にして耐震性を高めます。
    家そのものがしっかり耐震補強されたら、家具の配置や転倒防止等にも注意が必要です。
    家の中で長い時間過ごす寝室は、特に念入りに地震対策をしましょう。

こんな床下と屋根裏が安心です

床下の土台は束とかすがいで結び、束同士は根がらみ板でつなぎます。
束と土台は番線でしっかり結ぶか、ボルトで固定します。屋根裏も床下と同じ様に行います。
垂木と桁はあおり止め金具でしっかりと止めます。日向建設 耐震リフォーム 床下の補強

耐震補強リフォーム

布基礎にキリで穴を空けた後、ケミカルアンカーで鉄筋を接着します。こうすることで布基礎と耐圧盤が一体になります。

株式会社 日向建設 耐震補強工事

砕石を敷き転圧をした後、防湿フィルムを敷いて鉄筋を組んだ所です。鉄筋は餅網の様に井桁に組みます。

株式会社 日向建設 耐震補強工事

室内側に金属が現れてしまうような場合は、カベの中に隠れる様に作られた特殊な耐震Jケーブルというものを使います。

株式会社 日向建設 耐震補強工事

圧送車を使ってコンクリートを打ち込みます。厚み200mm位の左官で仕上げます。この耐圧盤が家全体を支えるのです。

株式会社 日向建設 耐震補強工事

筋違いの入っていない所や、壁になる所に筋違いを入れます。45mm×90mm(2つ割)をダブルで入れたところです。

株式会社 日向建設 耐震補強工事

筋違いの端部は、専用金物のビスでしっかり固定します。 法律で定められている正式な金物です。

株式会社 日向建設 耐震補強工事

部屋の床を支える大引きの施工です、基礎にアンカーボルトを埋め込み、ボルトで大引きをしっかりと固定します。

株式会社 日向建設 耐震補強工事

天井の中にもしっかりと断熱材を入れます。熱抵抗値は2.63です。

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