地球にやさしい!24時間床暖房
遠赤外線輻射熱で家全体を暖めます。
ハイブリッドソーラーハウスとは太陽熱コレクターによって熱媒液(不凍液)を暖め、床下のコンクリートに埋設された給熱パイプに循環させます。
昼間は室温も高く、蓄積が中心となります。
日が沈むとシステムは停止し、気温の低下に伴い自然放熱(遠赤外線)が増加し、家全体を暖めます。
天候が悪く蓄熱温度が不足するときは補助熱源装置が自動的に作動し、室温を一定に保ちます。
しっかり貯蓄した後や暖房の要らない季節は貯湯タンク(370L)の水を暖め、お風呂や台所への給湯に利用します。
ソーラー蓄熱暖房(日射しがあるとき)
最も暖房が欲しいのは、夜や朝方です。昼間の太陽で明日の朝を暖房するには蓄熱が大切。
真冬、快晴であれば翌日まで熱を蓄えます。
補助暖房(日射しがないとき)
蓄熱するとはいえ、天気の悪い日が続くと蓄えがなくなり冷えてしまいます。
こんな時には補助ボイラーの助けをかりて、蓄熱温度を確保します。
ソーラー給湯(暖房がいらないとき)
暖房に必要な熱が少ないときは、太陽熱でお湯を造ります。
370Lの温水が、夏ともなれば70度にも沸き上がり、ふんだんにお湯が使えます。
冬と夏の切り替えは
暖房と給湯の切り替え、太陽熱暖房と補助暖房の切り替えは、すべてコンピューターが行います。
居住者は季節に応じて温度の調節をするだけです。
暖気を逃さない、こだわりの素材
屋根一体型「太陽熱コレクター」
遠赤外線輻射熱で家全体を暖めます。
1枚の太陽熱コレクターの大きさは幅91cm×長さ2mで、瓦の上置くのではなく屋根下地に直接取り付ける屋根一体型として開発されたものです。
従来の太陽熱温水器のように針金で縛り付けたり、配管が露出することもなく、すっきりとした外観を構成します。
外部はステンレスと強化ガラスで覆われ、防水処理により雨漏りなどの心配をなくしています。
太陽熱を受ける集熱部分は、選択吸収膜処理(太陽熱で熱くなった際に熱放射を抑えて熱変換効率を高める技術)を施したアルミニウム製の集熱フィンと、集熱フィンに組み込まれた直径7mmの銅パイプで構成されます。この中を少量の熱媒液(不凍液)を循環させて床下の蓄熱層や貯蓄タンクへ太陽熱を運び、蓄えさせます。
常時流れる熱媒液の量は1枚あたり約1Lとわずかなため、全体の重量でもスレート瓦の7割程度という軽さを実現し、屋根構造への負担を解消しています。
根本から自然素材にこだわっています
日向建設のハイブリッドソーラーハウスは、いつまでも丈夫で快適に過ごすことのできる『終の棲家』の思想にのっとり根本から自然素材にこだわっています。
合板は2万件に1件は剥がれるというデータもあります。
木材であればそんなことはありません。
基礎部分の詳細は「新築住宅」にも詳細がございますのであわせて御確認下さい。
断熱材
改装工事の場合は内壁を取り外して断熱材の入れ替えを行います。断熱材は一般的にグラスウールという物が使われています。
発砲系の断熱材は熱抵抗値は高いのですが実際に施工した場合、細かな隙間に入れにくいという難点があります。
内部充填断熱の高性能グラスウールかセルロースの吹き付けが理想的です。
筋違いや金物の裏側までしっかりと隙間なく断熱材を入れることが出来ます。
最近、外断熱が声高に叫ばれていますが、本当に日本の家に合った工法なのでしょうか。
外断熱の断熱材は30~40mmが一般的です。
そして断熱材を風雨から保護するための外装材が必要になります。
ですから外壁を取付けるには釘やビスが長くなり、構造的に不安定になってしまいます。
(北欧などの寒冷地では、鉄筋コンクリート造の建物に外断熱工法が採用されています)
木造住宅に外断熱を取り入れているのは日本だけです。 在来軸組みの家には内部充填断熱方式が合っています。
改装工事でもセルロースの吹き付けが出来ます。
セルロースは防音・防火・防カビ・防蟻・調湿効果があり、断熱材としてとくに優れています。
二重ガラスにすると窓から逃げる熱を大幅に減らす事が出来ます。
窓枠は現在付いている物をそのまま使えます。
特殊なLOW-Eガラスを使えば、熱損失を殆ど止める事も出来ます。 またLOW-Eガラスは、熱エネルギーを反射しますので、西日が強くて困る時にも明るさだけを取り込む事ができて、暑さをやわらげます。
最近注目されている、スペーシア(真空ガラス)は二重ガラスでも厚みが少ないので、改築の場合にはかなり古いサッシにも取付けられます。
蓄熱式床暖房なら、アルミの枠でも大丈夫でしょう。
結露も無くなり、冬場の窓ガラス近くで感じるあのヒヤッとする寒さを感じません。
新築の場合や窓枠ごとの交換が可能な場合には窓枠の素材に樹脂サッシをお勧めします。
アルミだと逃げてしまう熱もきっちりと抑え、約3倍の断熱効果があります。
余裕がある場合には木枠が値段は高めですがさらに熱損失が少ないのでお勧めです。
ご予算に応じての対応ができます。
マンションでも床暖房
マンションの廊下に床暖房を組み込んでいます。
マンションへの施工は事前に詳細なお打ち合わせが必要となります。
場合によっては不可能ということもございますのでまずはお電話にてご相談下さい。