-新築住宅-
日本の風土に適した伝統的な在来軸組工法
ローコスト住宅・プレハブ住宅と比べても意味がありません。
日向建設の新築住宅は一軒・一戸、手作りで貴方だけの家をお渡しします。
日向建設が手がける住宅は、在来軸組工法による建築工法です。この工法は、日本に古くから伝わる伝統的な造り方です。
日本の気候風土に合わせながら、少しづつ改良を重ね、現在に至っております。
木材は、檜を使います。風格・材質ともに優れたものとして世界的にも評価されたものです。
その中でも東濃檜は、最高級の檜として古くから神社・仏閣に使用されています。
輸入材におされ国内の林業が成り立たなくなりそうな時だからこそ、国産材の使用をどんどん進めていかなければならないと思います。
新建材を極力使わず、健康と幸せを追求する方だけにお届け致します。
1.地盤調整
スウェーデン式サウンディング
最も一般的に行われる地盤調査の方法でスクリューポイントというキリ状のものをロッドの先につけ、 地盤に25センチねじ込むのに何回転したかを測定する試験です。
作業スペースをあまりとらず、比較的安値で手軽に調査できます。
測定箇所は建築予定の建物の四隅と中央で調査します。
2.基礎
地盤改良工事
木造家屋でもRC造のビルでも、建物を建てる際にはその重さを支える頑丈な土台が欠かせません。 しかし、地域や場所によっては地盤が柔らかく、十分な強度を維持できない場合いもあります。 このようなときに必要になるのが地盤改良です。
「 表層改良工法」:支持層までの深さが1m程度と比較的浅い場合に使われます。 表層の柔らかい土を掘り起こし、セメントを混合して地表面そのものを固めてしまう工法です。
「 柱状改良工法」:支持層までの深さが2~7m前後の場合によく使われる工法です。 重量がかかる柱部分などの位置を建物の設計図から割り出し、その部分の地面にコンクリート製の 柱を地盤に届くように打ち込んで、その上に建物を立てる工法です。 柱状改良工法は広く行われている改良工事で、費用が抑えられ、長年にわたって十分な強度を 維持できます。
「 鋼管杭改良工法」:支持層までの深さが7m以上と深い場合に用いられる工法です。 強度の高い鋼管を支持層に届くまで地面に打ち込み、それを土台として建物を建てます。 鋼管を溶接してつなげることで支持層が深い場所であっても、安定した土台を作ることが可能です。 その他の種類として、砕石パイル工法・シート工法・環境パイル工法などがあります。
鉄筋コンクリート ベタ基礎
基礎の立上りだけの布基礎とは違い、底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎です。
家の荷重を底板全体で受け止め、面で支えます。
また、地面をコンクリートで覆うので、地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリも 侵入しにくくなります。
最近の木造住宅では、べた基礎を採用するところがほとんどで、一般的な寸法は立上りの幅 120mm以上底板の厚さを150mm以上とし、立上りの高さを地盤から400mm以上を確保します。
べた基礎の配筋は、底板部はD13以上の鉄筋を300mm以下の間隔で縦と横に配置します。
間取や地盤の状況によっては配筋の間隔を狭めたり、ダブル配筋に することもあります。
3.構造材
柱や梁あるいは耐力壁など、建物を支える構造体となる材料です。
木造軸組の場合は柱・梁の事を指し材質は木となる。
弊社は、土台・柱はすべて東濃檜(またはご希望の産地)の4寸材(70年もの)を使用します。
※東濃檜:岐阜県東濃地方の東部地域(裏木曾)を中心に産出されるヒノキの銘木である。 木曽五木の一つである。伊勢神宮の式年遷宮では外宮の用材として使用されている。
防蟻処理
防蟻処理とは、家の木材にシロアリ被害が及ぶのを予防するためのものです。 基本的には木酢液・竹酢液を使います。 木酢とは木材、竹酢液は竹を蒸し焼きにして炭化するときに煙突から出る排気ガスを採取し、 それを冷却することで液化させ収集したもの。
4.サッシ
窓枠として用いる建材の事をいう。あるいは、窓枠を用いた建具であるサッシ窓そのものを サッシと呼ぶことも多い。窓枠にガラスなどをはめ込んで用いるガラス窓が一般的であるが 網戸ではサッシに防虫網を貼って用いる。
全てのサッシにペアガラスLow-eタイプ(ガラスとガラスの間隔が12mm)を使用。
5.断熱材
断熱材とは熱移動を減少させる資材の事を指します。
「熱」を「断」つ、資「材」ということです。
住宅建築においては、住宅全体の室内空間の温度を一定に保つため、外からの温度の影響を 減らすために用いられます。つまり夏は涼しく、冬は暖かい住宅にする目的です。
種類として鉱物系・石油系・自然系といろいろあります。
その中で自然系の材質セルロース吹付工法(古紙100%で防火・防虫・防カビ・防音・調湿に 優れています。また、100mmで結露の発生をなくす性質です。)を行っております。
セルロース吹付とは、英字新聞の古紙などを粉砕にて綿上にした断熱材です。
グラスウールよりも吸音性能が高く自然系の中では一番歴史があり最も普及している
6.外壁
建物の外側の壁のことをいいます。
外壁の材質はモルタル・サイディング・タイルなどの対応特殊板張りを提案します。
壁体内の湿気を外部に放出する手段として「外壁通気工法」という方法が開発されてきました。
壁体内の湿気を透湿防水シートという材料で壁を覆い外壁材との間に外気が流れる層を作る ことによって、壁内の湿気を透湿防水シートから通気層を通して外部に放出する方法です。
壁体内結露を少なくすることが出来、その結果建物の耐久性が向上することになります。
近年では、サイディングなどの外壁に使用する場合は、ほとんどがこの外壁通気工法を採用 しています。
現在の瑕疵保険制度では外壁をサイディングとする場合は、外壁通気工法で施工することが 保証条件ともなっています。
外壁通気工法とは、基本的に外壁の下と上に空気が通ろ層(通気層)を設け、壁内の水蒸気が 出やすい透湿防水シートを貼るだけです。
7.屋根
建物などの居住空間の上部を覆う構造物。
住宅などの場合、屋根は床・外壁などとともに居住空間を包む外周部。
屋根材は価格・デザイン・重さ・耐久性・防災性・遮熱・断熱性・防音性・防水性・耐火性 施工性・メンテナンス性によって色々と考えられます。
材質として粘土瓦・セメント・コンクリート瓦・化粧スレート(「人工スレート」「コロニアル」 「カラーベスト」)天然スレート・ガルバリウム鋼板・メトロタイト・銅板・ステンレス アルミニウム・SGL等があります。
耐震性を考えて軽量な銅板・ステンレス・アルミニウム・SGLなどを勧めています
。 また、「棟換気」を採用し寒い冬には結露対策、暑い夏の日には室内の温度上昇を制御してくれる など、建物の中に住む人にはとても便利なものです。
特に近年では、ガルバリウム鋼板などの金属屋根素材が屋根リフォームの主流になり つつあるのも伴って、屋根材と同様のガルバリウム鋼板で作られた金属製換気棟は非常に活躍 する場面も増えています。
8.内装
内装の装い。空間内部の、天井面・壁面・床面の外観(仕上げ)を意味します。
床は、杉・檜・欅その他花梨・チーク又はパインの無垢板及び御影石仕上を基本としています。
壁は、左官の場合、漆喰・じゅらくで布クロスと和紙で仕上、板の場合は、杉・タモ・ピーラ、 壁紙の場合には、和紙を使います。
天井は、杉・和紙を基本とします。
内部塗装はすべて柿渋で仕上げます。
柿渋は渋柿の未熟な果実を粉砕し・圧搾し、それを発酵・熟成させて得られる抽出液。
防腐・防水性として紙・木などに塗る。
基本的には樹脂・プラスチック・ビニールクロスは使いません。
9.24時間床暖房
蓄熱式床暖房は、耐圧盤の上に断熱材を敷き、その上に熱を蓄えるためのコンクリートを打ち 込み、そのコンクリートの中にお湯を流す特殊なパイプを配管してコンクリート全体を温めます。
部屋ごとの温度差がない為、結露によるカビ・ダニの発生も防ぎ蓄熱コンクリートから発生する 輻射熱は、空気を循環させないので温風が肌にあたる不快感がなくひなたぼっこの気持ちよさです。
10.自然素材
自然素材の活用
自然素材は、木のぬくもりを感じ、そのぬくもりが身体に与える負担を和らげてくれます。
自然素材の活用により、シックハウス症候群(喘息・アトピー・アレルギー)を引き起こす、 科学物質を発生させないという利点があります。
集成材ではなく、無垢材(天然木を乾燥させた材木)、壁・床・天井など、室内の面積を取る 部分及び断熱材や接着剤など、目に見えない部分も自然素材を使用します。
11.バリアフリー
段差解消・手すりの設置(廊下・お風呂・お手洗い・玄関など)・車椅子でも移動出来る通路や 出入口の幅・滑りにくい素材、クッション性のある素材の使用がバリアフリーの対策です。
バリアフリーは、極力怪我をしにくい家づくりのため、見守りが必要とされる方の使い勝手は 勿論、見守る側からも安心感があります。
12.耐震住宅
日本は、世界的に見ても有数の地震多発国と言えます。
そしてまた、常に大規模な地震発生のリスクを抱えています。
柱や垂直方向の骨組みを補強することにより、地震で発生する水平方向の力に抵抗することが最も 重要になります。
耐震構造は、各階の外周部や間仕切り部分を「耐力壁」とし、力がかかる柱や梁・筋交いなど 相互の接合部に構造用金物を設置することで、水平方向の力に対する抵抗力を高めています。 具体的に2本以上の柱に対し、筋交い又は面材と呼ばれる板状の構造用合板などで壁倍率を高め、 ホールダウン金物及び補助金物を充分に使い高い耐震性を確保致します。