耐震補強と費用

これだけ地震が騒がれ、現実に被害が発生している現実をみると耐震補強の必要性は良く理解していると思います。ところでその費用となると皆目見当がつかないのが現実でしょう。建設業者の中でも経験の無い人たちが殆どです。国土交通省の木造住宅の耐震精密診断と補強方法に元づいて補強工事をしているケースは殆ど見られません。営業マンのセールストークに乗せられ、必要の無い金物を高額で取り付けられている場合が非常に多く見られます。

耐震補強の基本は、丈夫な基礎に柱を緊結する・壁を強くする・全体のバランスを良くする、という事が肝心です。一度に全部を行おうとすると費用も掛ります。そこで部屋ごとに年次計画を立てて補強する事も可能です。

例えば1階6畳和室、『丈夫な基礎に柱を緊結』する場合 基礎をコンクリートの耐圧盤にして、柱と基礎を緊結・床組みを作り替えて、畳を復旧こんな工事で、ざっと40万位で出来るでしょう。

一番大事な事は、地元の業者である事、お客様の話をを良く聞いてくれる事、本当の事を言ってくれる人、工事の方法・費用についても、決してお客様の言いなりになるのは、良い業者とは言えません。

『値引き』書いて『手抜き』?では困るでしょう。