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必ず来る地震

阪神・淡路・東日本・能登と大きな地震が現実に起きています。阪神淡路の時は高速道路の橋脚が壊れ、東日本の時は地震による津波被害で電気が止まり、結果として原子力発電所の原子炉を冷やすことが出来ずに爆発。能登では鉄筋コンクリートの建物が倒れ、築浅で耐震基準を満たす住宅も倒れました。これらの地震で木造住宅の被害は大きく、古い建物の被害が特に多かったです。

昔ながらの趣のある家に暮らす方にもお伝えします。国土交通大臣認定『木造住宅の耐震診断と補強方法』で耐震補強すれば安心して住める家になると思います。壊して建て替えれば現在の法律に則った家になりますが、そこまでの必要はありません。趣のある家は今手に入らないような材料が使われており、とても価値のあるものなのです。

日本最古の木造建築・法隆寺は1400年前に完成。選び抜いた材料に腕のいい職人が携わり、メンテナンスもされていますが、雨漏れやシロアリに気を付ければ、普通の木造住宅も数百年以上使えます。間取り変更や新しい設備機器の導入は、意外なほど簡単にできます。

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