自分の家だけ倒壊したら
日本列島至る所で地震が発生しています。身近に感じる大きな、M7以上の地震は関東大震災・福井地震・新潟地震・十勝沖地震・宮城県沖地震・北海道南西沖地震・兵庫県南部沖地震・東日本大震災・直近では能登半島地震と大変多く起きています。その度に住宅の全壊・半壊・ビルの倒壊などが起き、対策が練られています。
しかし自分の住んでいるエリアは大丈夫という思い込みがあるようで、耐震補強工事は進んでいません。理由の一つとして補強工事をしなくても罰則はなく、家を建てる時はその当時の建築基準で建てるので違反にならないことがあげられます。
法律は大地震が起きると改正されます。建てた時は問題がなくても年数がたつと、基準に当てはまらなくなります。特に1995年に発生した兵庫県南部沖地震の時から法律が大きく変わっています。罰則がないからと言って安全な訳ではありません。大地震が起き、自分の家だけ倒壊し、対策をした家は残っていたりしていたら…。そんな事にならないように真剣に耐震補強を考えてみましょう。
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