耐震補強の本当の話

地震の発生が予知できても発生を止める事はできません。大地震が発生する事を前提に考えましょう。

先ずは身体を最優先に考え、安全な場所に避難。地震は津波や火災とは違い、数秒〜数十秒で起きてしまいます。家の中にいた場合はどこが安全なのでしょうか。耐震補強していない家に、絶対安全な場所はありません。家が倒れたらどこに居ても同じ。家全体を倒れ難くすることが肝心です。

屋根を軽くする。瓦は重いので金属の屋根を薦めます。2階にピアノや重い家具、本・書類の束等は置かないように。家具や冷蔵庫などの重い物はしっかり耐力壁に固定します。肝心な家そのものは

  1. ①基礎を丈夫
  2. ②柱は土台から抜けないように金物及びボルトで緊結
  3. ③壁は耐力壁になるように筋交いや・構造用合板で補強
  4. ④家全体のバランスを見て必要な場合は大きな窓を諦め小さく

今ある家を壊す必要はありません、必要な所を適切に補強すれば今の基準に近づけられます。補助金等に頼らず自分の家は自分で守る。難しい事のように思われますが、貴方の近くに叶えてくれる業者は必ずいます。

関連記事:
おすすめ: