最近、外壁の塗装営業のチラシがポストによく入ります。そのほとんどが塗装屋さんのものです。
屋根のカラーベストを塗装する場合は注意しなければなりません。屋根には勾配があり、勾配の緩い屋根をそのまま塗ると必ず雨漏れの原因になります。足場をかけて作業するので樋も点検が出来ます。壊れている場合等は修理・取り換えが必要で、板金屋さんの出番。壁はモルタルがひび割れ、破損したりしている場合も多く、防水屋さんや左官屋さんの出番です。サイディング等を張っている場合は、板と板を繋ぐ部分がコーキングで処理されています。塗り替える場合は古くなったコーキングを全部取り除き、新しく打ち直す事が必要です。古いコーキングの上に打ち増している場合が多く、お勧めできません。
家の周りだけでも、屋根・板金・防水・左官・大工・サッシ・塗装屋さんと多業種の人が携わります。それをまとめるのが、工務店や建設業です。家は長く使うもの。一業種の人に頼んで全て出来るものではなく、責任も発生します。家の外は、障子・襖の張替え、畳の張替えとは違います。