外部の塗装をやり直したら雨漏れしてしまった

雨もれだと思ったら室内結露だった分譲住宅を購入して十年ほど経ち、家族は特に気にもしていなかったのですが、『○○塗装会社の者ですが、お宅の外壁は塗り替えをしないと雨もりがしますよ』または『お宅は、目立つ場所にあるので会社の宣伝になるので安くしますよ』など休日になると営業の対応が大変でした。

あまりの熱心さに、仕事の内容などがよく分からないまま、工事を頼む事になりました。若い職人さん達も一生懸命仕事をしてくれ、喜んでいました。二十日間位の工事で、屋根から外壁・雨戸・樋など見違えるようにきれいになりました。

梅雨に入ったある日、二階の天井と壁に雨もれのようなシミが出ているのに気づきビックリしました。さっそく○○塗装会社に連絡をして見てもらったのですが、原因がわかりません。天井と壁にはしっかりシミが残ってしまい、夏を迎えたある日、友人が地元の建設会社を紹介してくれました。

さっそく見てもらった結果、『ここもだね。』と地元の業者の方の言葉。どういう事ですか?と問い直してみたら『屋根のスレート版がくっついてしまい、毛細管現象で雨もれになったんですよ。』との答え。直すのは簡単でした。板と板との間に皮スキという薄い鉄板を差し込んではがしていました。

価格の安さだけに飛びついてしまった私は、本当に反省させられました。そして未熟・無知は、私達素人だけではない事に驚きました。今では、その地元の業者さんに耐震補強工事を含めたリフォームをしてもらい、快適に暮らしています。