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いい家に暮らす ④

『いい家』とはどんな家を言うのでしょうか。その家に暮らす人達が幸せな気持ちになれる家を考えると答えが見つかるかもしれません。明るく・暖かく・日向ぼっこが出来る様な気持のいい空間を想像してください。蓄熱式床暖房で、サッシ・断熱材を高性能の物に変え・・・。ガラスは何でもいいのでしょうか。

一枚ガラスは音も熱も光も素通り。二重ガラスだと音も熱も通し難くなりますが、光はほとんど通ります。そこで二重ガラスの間に、アルゴンガスを入れた物があり、音も熱もかなり通らなくなります。もっと凄い物では、ガラスとガラスの間を真空にした物も。真空は完全断熱で熱の移動はなし。またガラスの内側にLOW-Eフィルムという物を貼ると、熱を反射してしまいます。

整理すると、アルミ樹脂複合のサッシでペアガラスのLOE-Eタイプの物を選べば、外からの熱は反射し、部屋の中の暖かさは外に逃がしません。湘南のこの地域なら十分な性能です。木製サッシで真空板ガラスの二重にしなくても大丈夫、『いい家』の条件は家全体のバランスが大事なのです。


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