アウトテリアリフォーム 屋根替え編

アウトテリアとは、屋根・外壁・窓・玄関周りを言います。

屋根リフォームを考えると、瓦は重く地震に対して心配です。スレートの屋根は割れたりひびが入ったりで不安。今葺かれている仕上げ材を全部取り除き、下地の野地板を修理及び貼り増しをします。その時広小舞という水下の先端部分に付ける板があります。その板は一番傷みやすいので新しい板に取り替え。合板ではなくヒノキの無垢板がいいでしょう。

そして防水材を敷き直します。屋根は下地の野地板の上に敷く防水材が命です。防水性能は値段に比例し厚みや材質で変わります。今ある仕上げ材の上に(野地板・広小舞・防水材をそのまま)葺く事はお勧めしません。換気棟という天井裏の熱気を外に逃がせる部材もあります。

スレートの屋根材への塗装はお勧めしません。作業員が乗り割れたりひびが入ったりし、毛細管現象で雨漏れの原因にも。私はガルバリウムの平葺きをお勧めします。基本的に工事を請け負えるのは専門の屋根屋さんと、建築工事業許可のある工務店・建設業者です。

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