値段は正直シリーズ 屋根編①

家を創る時、外観のデザインをどうするかは大きな要素です。和風の家でも洋風の家でも屋根をどんな形にするかでイメージが大きく変わります。

屋根材には大きく分けて瓦・スレート・金属・樹脂などが有り、意匠と予算に合わせて選びます。屋根の工事費の内訳は垂木・野地・下葺き材・仕上げ材となります。特に仕上げが材が気になると思いますが、本当に大事なのは垂木・野地・下葺き材です。

比較的安価なカラーベストを選択した場合、垂木のサイズが小さかったり、野地板が薄かったりしてもお客様には分かりません。ましてや下葺き材がどんなもので施工されているかなど、知りようが有りません。費用を抑えるためには当然安価なものが使われています。垂木のサイズが小さく・野地板が薄く・下葺き材が安価なものでは長く持ちません。

この様な屋根に人が乗ると必ずしなります。施工したてのカラーベストは弾力が有りますので割れませんが、経年すると固くなり割れることが多くなります。素人には理由が分からない雨漏れがここにあります。