自然素材
日向建設のハイブリッドソーラーハウスは、いつまでも丈夫で快適に過ごすことのできる『終の棲家』の思想にのっとり根本から自然素材にこだわっています。合板は2万件に1件は剥がれるというデータもあります。木材であればそんなことはありません。
基礎部分の詳細は「新築住宅」にも詳細がございますのであわせて御確認下さい。
断熱材
改装工事の場合は内壁を取り外して断熱材の入れ替えを行います。断熱材は一般的にグラスウールという物が使われています。 発砲系の断熱材は熱抵抗値は高いのですが実際に施工した場合、細かな隙間に入れにくいという難点があります。 内部充填断熱の高性能グラスウールかセルロースの吹き付けが理想的です。 筋違いや金物の裏側までしっかりと隙間なく断熱材を入れることが出来ます。
最近、外断熱が声高に叫ばれていますが、本当に日本の家に合った工法なのでしょうか。 外断熱の断熱材は30~40mmが一般的です。そして断熱材を風雨から保護するための外装材が必要になります。ですから外壁を取付けるには釘やビスが長くなり、構造的に不安定になってしまいます。(北欧などの寒冷地では、鉄筋コンクリート造の建物に外断熱工法が採用されています) 木造住宅に外断熱を取り入れているのは日本だけです。 在来軸組みの家には内部充填断熱方式が合っています。
改装工事でもセルロースの吹き付けが出来ます。 セルロースは防音・防火・防カビ・防蟻・調湿効果があり、断熱材としてとくに優れています。
ペアガラス
二重ガラスにすると窓から逃げる熱を大幅に減らす事が出来ます。 窓枠は現在付いている物をそのまま使えます。 特殊なLOW-Eガラスを使えば、熱損失を殆ど止める事も出来ます。 またLOW-Eガラスは、熱エネルギーを反射しますので、西日が強くて困る時にも明るさだけを取り込む事ができて、暑さをやわらげます。 最近注目されている、スペーシア(真空ガラス)は二重ガラスでも厚みが少ないので、改築の場合にはかなり古いサッシにも取付けられます。 蓄熱式床暖房なら、アルミの枠でも大丈夫でしょう。 結露も無くなり、冬場の窓ガラス近くで感じるあのヒヤッとする寒さを感じません。
断熱材
新築の場合や窓枠ごとの交換が可能な場合には窓枠の素材に樹脂サッシをお勧めします。アルミだと逃げてしまう熱もきっちりと抑え、約3倍の断熱効果があります。余裕がある場合には木枠が値段は高めですがさらに熱損失が少ないのでお勧めです。ご予算に応じての対応ができます。
~おすすめの一冊~
ハイブリッドソーラーハウスをご検討の方に大変お勧めです。
体にいちばん快適な家づくり 講談社+α新書
高断熱・高気密の常識のウソ
税込価格:¥920 (本体 : ¥876)
出版 : 講談社
サイズ : 18cm / 222p
ISBN : 4-06-272279-8
発行年月 : 2004.10