太陽光発電の謎
太陽光発電で作った電気を電力会社が買い取る制度が成り立たなくなっています。電力会社が買い取り額を下げているからです。その買い取り原資は一般家庭の電気代に上乗せされ、電気代が上がる原因にもなっています。
メガソーラー発電という大規模な太陽光発電計画が九州や関西で進んでいます。田畑や休耕地、山間部の何万坪単位で太陽光パネルが敷き詰められています。そのほとんどが中国系企業で、パネルは全て中国製です。
東京都が新築住宅を建設する場合、条例で太陽光発電設備を設置すること義務付け。蓄電設備は任意なので、住宅屋根のように小さな面積で発電しても個人にとってメリットは少ないと思います。日中留守の家庭で発電された電気は電力会社に売り、夜間自分で使う電気は電力会社から買った電気を使っています。自宅で発電した電気を自分が使うには蓄電設備が必要で、大きなお金がかかります。
田畑を潰したり、住宅の屋根の様な小さな面積ではなく、日陰でも影響の少ない線路上や道路上等に、国産の太陽光パネルで作る事を考えたらどうでしょうか。