いい家に暮らす ③

『いい家』とはどんな家をいうのでしょうか。洋風・和風を問わず外観の見た眼のいい家を思い浮かべますか。私は明るくて・暖かい家で、そこに暮らす人達が幸せな気持ちになれる家を”いい家”と考えています。今時は隙間風がすーすー入ってくるような家は少ないと思いますが、家の外の温度と室内の温度の差は仕方がないですが、部屋から部屋に移った時の温度差はなくしたいものです。それには家の外と家の中の温度をはっきり分けられる家を作ればいいのです。前回は窓について説明いたしましたが今回は断熱材について考えてみましょう。

一般的なグラスウールですが、実は性能に大きな違いがあります。厚さも必要ですが、繊維の細さも大事な要素です。寒い地方専用に開発されたものもあります。グラスウールの他に発泡スチロールのような物も幾つもあります。古新聞を細かく繊維状にしたセルロースファイバーというものもあります。シェイビングクリームの様に現場で発泡させて詰めるものもあります。要は細かい空気を沢山取り込む方法を考えているのです。予算と現場の様子に合わせて一番いい断熱材を選ぶことが大切です。知識と経験のある人に相談することが最も大切です。

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