値段は正直シリーズ 断熱材編
家を新築しようと思った時、まず行くのがハウスメーカーの住宅展示場でしょう。豪華な内装・調度品に驚かされつつ、手慣れた営業トークで自社の特徴を丁寧に説明され、納得して帰ってくるのが一般的です。大きなリビングと素敵なキッチンでの一家団欒を思い描くのはとても楽しい事です。
ここで大事なのはこれからの家作りは地球環境に逆らってはいけないという事です。室内の温熱環境を保つためにエネルギーを大量に使う時代はとっくに終わり、少ないエネルギーで効率よく室温調節が出来る製品が沢山出来ています。外壁面の断熱材の性能の良し悪しは数値(熱抵抗値R)で知ることが出来ます。各材料の厚みを10センチとした時の熱抵抗値は、コンクリート0.63、石膏ボード0.45、10Kグラスウール1.2~2、セルロース・高性能グラスウール2.63、高性能発泡フェノール4.76などで、数値の大きい方が性能の良いことを表しています。
これはほんの一例ですが、私は性能を数値で表し説明する様にしています。 あなたの近くにも、きっとそうした事業者がいるはずです。