1978年創業 地域に根差した鎌倉市の建設、リフォームのトータルプランニング

株式会社 日向建設

耐震補強

耐震補強工事のポイント

古民家にお住まいの方

(※明治・大正・昭和初めに建てられた、趣のある家のことを考えます)

~ 今出来る事を考える ~ 地震が来ても倒壊しない家

家づくりに携わる者として、人が安心して暮らすための家が地震によって壊れたり・倒れたり、また人の命を奪う原因になってしまうことが悲しくてなりません。

阪神・淡路大震災のとき、倒壊した殆どの家は、柱が土台から抜けた事が原因でした。そのため、1998年の6月に建築基準法が一部改正され、すべての新築木造住宅の建設にホールダウン金物・筋違い金物の施工が義務づけられました。この改正以前の古い家では、耐震補強されていない住宅が多いのです。

1999年に日向建設が、鎌倉市内で木造住宅を対象に150件以上の無料耐震診断を行なった結果気が付いた事は、基礎・土台・柱・梁などひとつひとつの主要構造物は特に問題が無く、建替えをせずにしっかりと耐震補強工事をすれば、これから先も充分使えるものがほとんどでした。

「補強しないと危険ですよ!」と恐怖心をあおり、必要のない高額な工事を押し付けたり、小屋裏に不必要な金物をたくさん取り付けたりする悪質な業者も多くいます。

理論に基づかない耐震補強工事は何の役にもたちません。

◇改装工事で出来る確実な耐震補強工事

(1)基礎と柱を緊結する
柱が基礎から抜けないようにする
(2) 壁を強くする
壁の中に筋違いをしっかり施工する
(3)家全体のバランスを考える
窓が多くて壁の少ない建物は、揺れに対して弱い。 重い瓦屋根を金属板屋根(ガルバリウム塗装鋼板)にする

  • 柱が土台から抜けないように 「耐震Jケーブル」 というアンカーボルトを使用し、この一方をホールダウン金物で柱にしっかりと固定します。もう一方は鉄筋(耐圧盤)の中に絡めて、埋め込みます。
  • 基礎と柱を緊結したら、壁を強くすることが大事です。
  • 強い壁をつくるには、壁の中に入っている 「筋違い」 を補強し、金物でしっかりと止めます。
  • また、壁全体を構造用合板で固めます。
  • 家そのものがしっかり耐震補強されたら、家具の配置や転倒防止等にも注意が必要です。
  • 家の中で長い時間過ごす寝室は、特に念入りに地震対策をしましょう。

日向建設では、現在住んでいる家の耐震診断をして、住みながらの耐震補強工事を行なっています。
それぞれの家の実情にあわせた耐震補強工事が可能です。

安心・安全・快適な家づくりで幸せな気持ちになれる家を手に入れるチャンスです。

■ Before

典型的な昭和初期の作り方の家

この家は昭和の始めに建てられた家です。
矩折に作られた廊下には、丸桁という丸太の長い梁が使われています。直径30センチ位で木の皮をむいただけの物ですが、とても美しい光沢があります。
台所に2間続きの和室があり、脇に洋間が1つくっついた典型的な昭和初期の作り方の家です。

■ After

改装後

■ Before

古民家改装前:内部は、畳に東障子に欄間、壁は漆喰にじゅらく、廊下の板は縁甲板、天井は木小舞天井

内部は、畳に東障子に欄間、壁は漆喰にじゅらく、廊下の板は縁甲板、天井は木小舞天井とまさにサザエさんの家と同じです。

■ After

古民家改装後

■ Before

典型的な昭和初期の作り方の家

■ After

古民家改装後

■ Before

典型的な昭和初期の作り方の家

■ After

古民家改装後

■ Before

典型的な昭和初期の作り方の家

■ After

古民家改装後