-民家再生施工事例-
民家再生事例 耐震補強・蓄熱式床暖房
DATA
こちらの民家を耐震補強し、蓄熱式床暖房を導入致します。
また素材に天然木や和紙を利用して、住まう人にストレスのかからない快適な住環境を作ります。
- 昭和13年建築(築約70年)
- 平屋建 30坪
- 日本瓦
- 日本下見
- 漆喰壁
- 内部は典型的な日本家屋
耐震補強
このような古い家屋においても改築での耐震補強は十分可能です。
愛着のあるお住まいを手放さずに安心で快適な生活を送ることが出来ます。
処置
- 鉄筋仕様の耐圧盤+特殊なケーブルで固定
- 壁の強化・金物でしっかりと固定
蓄熱式床暖房
導入のメリット
- 朝晩2・3時間で24時間温熱効果
- 隙間の多い日本家屋に適した身体の内部から暖める仕組み
- 輻射熱で健康増進作用
(今回はお客様のご要望により太陽熱ではなくガスによる温熱化となっております。)
日本の典型的な高級和室つくり。
床の間・欄間・格天井・障子・襖・左官仕上げ
床の間の地板には黒柿が使われていました。
日本家屋の良さは部屋毎の天井の作り方を替える事です。
この和室は、杉板で小舞に仕上げた部分と杉板をなたで割って網代に編んだものと和紙を大和貼りにしたもので仕上げて見ました。
民家再生完了
縁側のガラス戸は、木枠は尾州の檜 ガラスはスペーシアでLOW-Eタイプ防犯の60ミルを使っています。
雨樋は付けずに那智の黒石に落とした雨水を地下の配水管で流しています。
茶室のにじり口に板は玄関小壁に使われていた屋久杉です。