東北大震災から1年半が経ちました。今年は猛暑にも拘らず電力は何とか間に合ったようです。原子力発電に依存しない電力の確保が叫ばれ、色々な形の発電が検討されています。然し何と言っても化石燃料に頼らざるを得ないのが現状です。震災後どうやって新たな電力を生み出すかの議論は活発に行われていますが、生活の中でどうやって電気の消費を少なく出来るかを検討している家庭は少ないようです。自動車や家電メーカーは積極的に省エネタイプの商品を開発していますが、家庭ではせいぜい電気料金の契約アンペアを下げる位でしょうか。太陽光発電で電気を作って電力会社に高い値段で売っても、節エネルギーでしょうか。
しかし太陽のエネルギーを使ってお湯を作ったら、自分の家の給湯・暖房が基本的に全て賄えます。標準世帯の電気の使用量は、給湯・暖房に約40%使われていると言われます。電気でなければ出来ない事 照明・TVを見る・モーターを回す等は電気で、お湯や・お風呂・暖房等は太陽のエネルギーで十分賄えます。資源の少ない日本の将来を、省エネは優秀なメーカーが研究してくれています。
節エネは太陽の恵みを最大限利用して、各家庭で取り組まなければならない事だと思います。