今年の冬は寒さが厳しい日が続いています。最近もテレビで高齢者の死亡原因についての特集がされていました。
事故死で血管の収縮による心筋梗塞や脳溢血の割合が非常に高い事、場所は洗面所・トイレ・風呂場が多い事が説明されています。原因は同じ家の中の温度の違いで、居間や台所の様に長時間いる所の温度は温かいのですが、洗面所・トイレ・風呂場に暖房をしているケースは少ないからです。
仮に居間の温度が27度で風呂場の温度が7度なんて事が良くあり、いきなり裸になって温度差20度、湯船の温度は41度、ザブンとつかって アーいい気持ちなんですが、体は急激な温度変化についていけません。
これからの家作りを考えていく時、部屋毎に温度が違う様な家は間違いなく時代遅れです。意識ある人達の家作りは、家の中の温度は一定に保ちながら外気温との闘いなのです。年齢も若く元気な時に家を作る場合、自分が歳をとった時の事を考えて作る事が大事です。廊下の幅や階段の角度等、見てくれだけで無く将来に渡って使いやすくなければなりません。
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