理想の住まいを考えた時に、『自然で快適な家』『居心地の良い家』を思い浮かべると思います。家の中を快適に過ごす為に、今まで色々な工夫がされてきました。
住まいは、家族が安心して過ごせる場所。又、騒音や寒さを防ぎ、防犯上も安全な建物でなければなりません。冬の寒さを防ぐ為には、家の中を暖房する・壁を厚くする・断熱材を入れる・隙間を無くすなど様々な事が行なわれています。しかし、家の中を明るくしたいと南側に大きな窓を付ける事がよくあります。その窓ガラスが問題なのです。
一般的には、3~4mmの板ガラスが使われていますが、家の中を一生懸命暖めても大きな窓ガラスから、どんどん熱が奪われていきます。壁から逃げる熱の7倍位、ガラスから逃げているのです。そこで現在では、二重ガラスや、光だけを通して熱を反射するLOEガラス、真空ガラスなどを取り入れた対応が進んでいます。
防音効果も高く、結露も発生しにくくなりますので、新築や、改装の時には、是非参考にして下さい。費用を安く上げる事に重点を置くと、後で後悔してしまいます。完成した後、『快適に過ごせる家』になるように考えていきたいと思います。