住宅を建設する時、丈夫な家を作る為に構造をどうしたらいいか考えるものです。
鉄骨が良いとか、2×4が良いとか在来にしようかと悩む方も多いと思います。
基礎から上の構造にはそれぞれ特徴があるとして、家を支える基礎・地盤はどうでしょう。
何十トンにもなる家を支える地盤は表面を見ただけでは強いか弱いかを判断する事は出来ません。
地盤調査をしなければ強さを判断する事は出来ないのです。
そこで今は比較的簡単に費用も抑えられたスウェーデン式サウンディング試験という方法があります。槍の先端の様な部品(スクリューポイント)が付いた道具に100kgの錘を載せて回転させながら地面に貫入して行き、貫入が止まるまでの深さを調べます。それにより地表から止った所までの層の摩擦抵抗を調べます。数値に表されますので、基礎の深さを深くしたり、地盤を改良したり検討する事が出来るのです。本格的なボーリング調査と違い費用は調査する数にもよりますが概ね8万円程度でしょう。
外観や内装に思いを込めて作った家が揺れたり傾いたら大変です。内装や家具等は後から変える事が出来ますが、基礎や構造は変えられません。
家作りは見えない所にお金が掛る事を解って欲しいと思います。