いい家に暮らす ②

“いい家”とはどんな家をいうのでしょうか。外見が良くて、内装が豪華で、高級そうな家具が沢山並んでいるような家ですか。私は明るくて、暖かく、そこに暮らす人たちが幸せな気持ちになれるような家を“いい家”と考えています。

具体的には部屋の中が夏は涼しく冬は暖かくなることが大切です。それには断熱性能を高める必要があります。家には窓や扉といった開口部があり、その部分から熱が出入りします。開口部がなければそれなりに温度が保てますが、それはできません。どうすればいいか、隙間をなくし断熱性能の高い物を選択します。木製の扉やサッシは断熱性に優れていますが、予算的に高めです。一般的なアルミサッシは熱伝導率が高く、室内を暖房してもサッシとガラスは外と同じ位の温度になってしまいます。樹脂サッシは木と同じくらい熱が伝わりにくいので、部屋の熱が外に逃げにくくなります。予算は少し高めです。

室外側がアルミで室内側が樹脂で出来ている物があります。「アルミ樹脂複合サッシ」といわれるものです。ガラスは二重ガラスで、LOEやイプの物を使えば木製のトリプルガラスにしなくてもこの辺の地域なら十分だと思います。おすすめです。

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