大船の山の中腹にあるお寺様から、本堂の天井裏にハクビシンが入って居るようなので、何とかして欲しいと依頼がありました。
早速現場を見てみるとものすごい量の糞がありました。よく見ると軒裏の薄い板を上に押し上げて出入りしている事が分かりましたので、釘で打ち直し、更に入れそうな所を探して板を打ち付けたり、網で塞いだりして侵入出来ないように固めました。糞も綺麗に片付け掃除機で吸い取り一安心して居りました。一年位何も無く過ぎたころ、お寺様からどうも又天井裏に入り込んでいるようだとの事。早速見てみると、また出入りしている事が分かりました。前回塞いだ所とは別の所が破られていました。
こんな大きな木造の建物の軒裏なんかハクビシンにしてみれば、何処からでも簡単に出入り出来てしまうのです。この時からハクビシンとの戦いが始まりました。私は天井裏に入り込んで来るのを防ぐより、入っても長くその場に居られない方法は無いかを考えました。やっとその方法が見つかりました。
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