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床暖房について

 これから冬に向かいどんどん寒くなっていきます。今迄の暖房方法は、空気を暖めるのが普通で、エアコンやストーブは正にその代表と言っていいでしょう。

 人が居る場所を居る時間だけ暖房するのは、冬の寒い時期などホット暖まるまで相当時間がかかります。エアコンやストーブで暖められた空気はフアンで攪拌されますので比較的早く空気の温度は上がります。
しかし、床や壁やガラスその部屋に置かれている全ても物に、暖められた空気の熱が奪われてしまいます。『冷輻射』という現象です。

 床暖房のよさは、床全面から熱を発し天井に向かって暖かい空気が上昇。空気を攪拌する訳ではないので部屋の空気の温度を上げるのには少し時間がかかります。しかし床は比較的早く暖まりますので、足元から暖かくなり、体は楽になります。床暖房のやり方でも蓄熱式の床暖房は最も優れた暖房方法だと思います。

 太陽で暖められた温水を床下に配管して24時間床の表面温度を20度位に保つ事が出来る装置です。このやり方で暖房をすると、壁もガラスも天井も、その部屋に置かれている物全てが同じ温度になります。輻射熱の効果ですこれからの暖房の主流になります。

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