いつ来るか分からない地震に怯えながら、何の対策もしていないのが実情でしょう。結露は壁の中・天井裏・床下等、ガラス面だけではなく、見えない所でも起きています。そして材木を腐らせています。結露を止める事は、地震に対して物凄く大事です。
それでは冬場の結露は何故起こるのでしょうか…。部屋の中の温度と外の温度の差だとよく言われます。間違いでは有りませんが、答えはもう少し複雑です。寒い時など一般的に、寝る直前まで部屋を25~27度位に暖めています。そしてパチッとスイッチを切って寝ます。朝起きて目がさめると、窓ガラスはすっかり結露している、その繰り返しです。
湘南あたりでも、冬場の朝方の一番冷えている日の出前は、4~5度位に冷え込みます。25~27度位に暖まっていた部屋のでは、空気中に漂っていた沢山の水蒸気も4~5度に冷えると漂っていられなくなり、お互いにくっ付いて水滴になります。これが結露です。
同じ部屋の中で、時間の経過とともに温度が下がる事で結露になります。部屋の温度を一定に保つことができれば結露は起きません。