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設備機器について

ハウスメーカー(HM)の創る家と普通の建設会社が創る家の違いを考えてみましょう。HMの創る家の設備機器は殆どがOEMで作られています。各種有名メーカーが製造していますが、やはりコストを下げる為に色々な工夫がなされています。一般的にメーカーは水回り等錆びないように金属類にステンレスを使いますが、OEMで作る場合は鉄にメッキ塗装の物を使ったり、プラスチックに変更したりしてコストを下げている場合があります。殆どが見えない部分で見比べたりすることが出来ないので一般のユーザーには違いは分かりません。大量発注による企業努力の成果なのかもしれません。各種有名メーカーはエンドユーザーに向けて商品開発をしている訳ですが、HMの大量発注という剛腕による利益確保の為に歪められるのは本意ではないと思います。

普通の建設会社が家を創るという事は、そこに住む人が毎日幸せな気持ちで暮らせるように願い創り上げたものです。そして我々業者は適正な利益を確保しつつ家創りに携わった人達も幸せを分かち合えるように願い仕事をしています。安ければいいという考え方から、上質の物をそれに見合った値段で手に入れる事が、自分自身も周りの人達も幸せになっていく事を改めて見直して頂きたいと思います。

建売住宅やHMが創る家が無かった時代には今ほど住宅に関するトラブルはありませんでした。『昔ながら』 も決して悪くはないと思います。


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