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家の種類について

 童話のブーフーウーで土の家、藁の家、木の家の話が有ります。実際の家作りでも、木造・鉄骨・コンクリートと大きく分けられ、一口に木造といっても、軸組み工法・枠組み壁工法・プレハブ工法・ログハウス工法・集成材大断面工法とあります。一般的には在来工法と言われる軸組み工法と、ツーバイ工法と言われる枠組み壁工法が多く建てられています。

 大規模災害の後この工法の家は丈夫で何の被害も受けませんでしたと宣伝しているメーカーがありますが、80年位前の基準で建てた家と、最近の基準で建てた家を比べてこちらの方が丈夫ですと力説しても意味がありません。現在家を建てる時は役所の建築確認を受けます、どの工法でも構造計算をして安全を確かめていますのでツーバイフォーが丈夫で、在来が弱いなどという事は有りません。

 またコンクリート造や鉄骨造に於いても同じ事が言えます。鉄骨にも重量鉄骨造と軽量鉄骨造がありハウスメーカーが造るのは軽量鉄骨造の物が主流です。厚さ3ミリ位の薄い鉄板を曲げ加工したパイプや板で組み立てられています。どの様な工法で建てたとしても丈夫さに大きな差が無いとしたら、住み心地や後々のメンテナンスや改装の難易度を考慮すべきでしょう。

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