夫婦で暮らす
団塊の世代と言われた人達が大量に定年を迎えています。子供達は、結婚や就職で家を出ていくケースが増え、気がついて見ると夫婦二人きりになっていました。子供の数だけ部屋があり、中もそのままの状態で物置になっています。
成人した子供に振り回されるのはもう終わりにしましょう。一生懸命働き会社や日本を支え高度成長をもたらしたお二人に、もうそろそろご自分達にご褒美をあげる順番です。
夫婦二人が生活しやすいように、もう子供部屋はいりませんし、年に一度泊まるかどうかの客用の部屋などいりません。ホテルや旅館を上手に利用するのがこれからのスタイルで、子供家族が来ても食事や団欒は家で楽しみ、就寝はホテルにすればいいのです。
夫婦二人が使い易いキッチン、ゆったりしたリビング、気配を感じられる様に工夫した寝室、全ての事を加齢して行く夫婦二人を基準に考える事です。
またどちらかが先立ち一人になっても子供達に同居を求めなくてもいい様に、また介護が必要になっても施設のお世話にならなくてもいい様に工夫します。
平均寿命が延び退職してからの数十年を生き生きと、自分らしく、充実した生活が送れる様に勇気ある決断が求められています。