セカンドオピニオン
体の具合が悪い時や、検診などで病院に診察に行かれた後。診察結果に不安や疑問があった場合、最近はよく他の病院で診察を受け、不安を解消したり手術をするかどうかの判断をしたりします。セカンドオピニオンの考え方で、良い事だと思います。住宅に関する事で考えた場合、新築の場合はその会社の特徴を完成現場を見る事で大凡の判断が付きます。
しかし改装工事となるとなかなか難しく、他の会社が施工した住宅に改装を加える事ですので簡単には行きません。まして元の設計図のない場合などは、図面を起こす事から始めなければなりません。本体の腐りや歪み壊してみなければ分らない部分もあり、見積りに表せない事も沢山あります。仕事のボリュウムも事前打ち合わせ・採寸・図面落とし・積算・提出打ち合わせ・とかなりの人件費が掛かります。
病院での検診の場合、セカンドオピニオンでも必ず診察費が発生します。住宅の改装工事の場合はどうでしょう。電話で依頼を受け現地に出向き色々な作業をして、依頼に無料でこたえることが多いのです。定価のない物の購入の判断に馴れていない依頼者は、殆どの場合総額だけを見て判断をします。普段からの付き合いを怠ると、相見積もりの悲劇は依頼者の方にも降りかかります。