断熱材が入って無い

 私の知人の紹介で伺った家の事です。筑8年の可愛らしい洋風の家ですが、冬はとても寒く、夏はその逆でとても暑いとおっしゃっています。良く聞いてみると、家を建てた大工さんが、断熱材を入れると家が結露するから入れない、と言って断熱材を入れないで作ってしまったそうです。結露に対して間違った認識がこんな家造りをしてしまったようです。

 結露は断熱材を入れると発生する訳では有りません。国は(1999年次世代省エネルギー規準)と言う数値を公示しました。これは何かと言うと、これまでの劣悪な暖房環境から、先進国らしい快適で健康な暮らしが出来る為の基準の数値です。具体的に言うと、鎌倉の場合木造住宅で、天井は4.0 壁は2.2以上の断熱材を使いなさいと言う事です。なんじゃそれ・・・ 。

実は断熱材には性能に違いが有り数値で表されています。厚さ10cmの高性能グラスウールは2.63です。壁の中には2.2以上入れるのですから大丈夫です。それでは天井は4.0以上ですから2枚重にすれば大丈夫です。何はともあれ家には断熱材を入れなければいけないのです。どのような種類でどの位入れたらいいか等、詳しい事をお知りになりたい方には資料をお送り致します。