地震が起こったら
「大きな地震が発生して多くの家が被害をうけています」
最近この様なニュースを良く見かけます。大きな地震に対して、倒れない家を作る事は不可能です。玉子の様な丸い家ならコロコロ転がって倒れないかもしれませんが、人が暮らすことはできません。ではどうしたら良いでしょうか?
答えは、倒れ難い家を作る事です。一般的に採用されている形を基に考え、倒れ難い家を作る条件として、(1)地盤を強くする(2)基礎を丈夫にする(3)土台から柱が抜けないようにする(4)壁を丈夫にする(5)家全体のバランスを良くする等です。
明るさを求めすぎて、南側に必要以上に大きな窓を付けた家や狭い土地に無理に大きく建て、玄関の脇を車庫にしてその上に二階がそっくり乗っている家などは考える必要があります。
そしてもっと大事な事は、床下にシロアリの餌になるゴミや木屑等を残さない事。雨漏れや漏水をさせない事。冬場に結露する家を作らない事です。冬場の結露を放置しておくと、木は間違いなく腐り始めます。家の内部は表面を見ただけでは状況が分かりません。きちんと施工しておかないと完成したときを境に、シロアリや腐敗でどんどん壊されてしまいます。倒れ難い家を作る資料をお送りします。