相見積りについて
リフォームで少しでも費用を安くしたい気持から、一社だけでなく何社かから見積りを取りたいと思う気持は良く分かります。そこで実際に業者に来てもらい、自分なりに考えている事を分かり易く説明をしたとします。同じ事を次の業者、また次の業者と3回行いました。数日後3社から見積書が来てビックリ、金額が皆違うのです。
これは当たり前な事なのです。何故でしょう、
先ず依頼者が3回説明をしても3回とも同じ様に説明が出来ていない事です。業者から色々な質問が出て、それに答えるわけですが、3社が同じ様な質問をするとは限りません。業者の方も自分がいつもやっているやり方を規準に見積りをします。どうしても相見積りをしたい場合は、素人なりでいいから図面を書く、材質・材料を示す、仕上りの程度を自分の家のこの場所のこんな具合にと例えを示す。業者から質問が出たらその質問と答えを全員に知らせる。このくらいの事をして初めて、相見積りが成り立ちます。
しかし現実は、金額だけを見て業者を決め、問題が起こると、私は素人だからわからない。そんな難しい事に挑戦しなくても、貴方の家のすぐ近くに話の分かる業者はいるはずです。小さな事から相談をしてみたらどうですか。