町なみについて

憧れのマイホーム。誰でもいずれは手に入れたいと思っている事でしょう。そして、「出来るだけいい家がほしい」と考えているのではないでしょうか。「いい家」とはどんな家でしょう。

外観・間取り・材質…すべてが落ち着きのある住み易い家の事を指します。しかし、高額な家というのではなく、外観の悪くない家、間取りの悪くない家、材質の悪くない家、という風に考えると『普通の家』にたどり着きます。

奇抜なデザインでカラフルな色使い、変わった間取りで内装を新建材やビニールクロスで仕上げる家ではなく、周りの風景と一体になっている家が理想的だと思います。

外国のステキな町なみの多くは写真を見ると、同じような型・色使いの家が並んでいます。日本でも京都や奈良など古くからある町は、雰囲気の似たような建物の町なみになっているのです。

観光で見た時は住んでみたいと思っても、いざ我家となるとモダンな家を望んでしまうようですが、自分の家を手に入れるとき、その家が周りの町なみを壊していないか考えてみることが大切です。家は、住む町のパーツのひとつだと考えて暮らす事をお勧めします。