内装について 畳編

2014年2月16日

部屋を作るとき床をどんな材料で仕上げるか考えます。和室の場合畳にするか板の間にするかを決め、畳の場合は縁を無地か柄にするかを決めて大きさを長方形にするか四角形にするかを決めます。畳本体の芯になる物ですが、値段によって本物の藁床のものから、化学素材のものまであります。表面のゴザも上質の物から粗悪なものまであり、イグサの編み方が細かく詰んでいる物が良く、イグサを横に見て中央の色が濃く、縁の方の色が薄いものは安価な物です。

イグサは植物です成長の悪いものは丈が短いので根に近い部分まで使うと身の部分の色と根の黄色の色が違ってしまうからです。しかし今ではスプレーで着色してしまうこともあり、素人には分かりづらくなっています。畳の表面を足の裏で軽く蹴りづらしてみて、よれてしまうようなものは余りお勧めできません。

本物の畳床でも中央と縁の部分では硬さが違ってしまいます。昔はよく畳の縁は踏んではいけないと教わったように、弱いのです。その部分を表面からは分からないように補強している物もあります。板入れというやり方で極上仕上げです。畳の値段は1畳1万円以下から7~8万円以上する物まで幅広くあります。激安チラシに気を付けてください。