窓について

2013年8月29日

窓の無い家を作る事は法律的にも出来ません。人が生活する上で光や風を取り入れる事が大切な事だからです。だからと言って不用意に大きな窓をつけると、夏は暑く冬は寒い家になってしまいます。バランスを考えて大きさを決める事が大切です。

材質も木製の物が温度に影響され難くお勧めですが、費用的には高くなります。アルミサッシは一般的で値段も安いものですが、熱伝導率が高く外気温に物凄く影響します。冬の冷たい外気温をそのまま室内に取り込んでしまいますし、夏の暑さも同じように室内に入れます。

そこで考えられたのがアルミ樹脂複合サッシです。枠の外側はアルミで作り、室内側は樹脂で作り外の温度を中に伝えなくしたものです。あとはガラスを考えなければなりません。1枚のガラスだと厚みに関係なく断熱出来ません。2枚若しくは3枚で隙間を持った物にしなければ断熱が出来ないのです。

隙間もなるべく大きく10㎜位とります。隙間の空気層の代わりにアルゴンガスを入れた物もあります。また隙間を0.1ミリ位にして中を真空にした物も有ります。こらからの家作りは、断熱を考え最低でも枠の材質をアルミ樹脂複合サッシでペアガラスのLOW-Eタイプでなければだめなのです。