建ペイ率と容積率(家に関する法律の2)

2012年11月10日


 建ペイ率(建坪率)とは何でしょうか。
敷地に対してどの位の比率で建物が建てられるかを%で表したものをいいます。
12に細かく分けられた用途地域には30%~80%までの間で決まっています。
例えば『第一種・第二種・準住居』地域の場合は60%と決められていますので、100坪の敷地に最大限建てようとした場合、建築面積が60坪を超える事は出来ません。また建築面積というのは、何階建ての建物でも上から見た時に一番外側になる壁をつなげた線の内側の面積の事を言い、屋根の先端では有りません。玄関ポーチがある場合柱と柱を結んだ線までが入ります。

 次に容積率とは何でしょう。
敷地に対してどの位の比率で建物全体の面積が建てられるかを%で表したものです。
建ペイ率と同じ様に12に分けられた用途地域に、50%~1000%までの間で決まっています。
例えば『第一種・第二種・準住居』地域の場合は200・300・400%と巾があり、場所によって決められています、200%の場所で100坪の敷地に最大限建てようとした場合、各階の延床面積の合計が200坪を超えて建てる事は出来ません。この数値は上限で全面道路の幅や北側斜線でまた別の制約を受けます。ここからは専門家の出番です。