地盤改良
2012年7月25日
家を建てる時一番気を付けなければならないのが地盤です。基礎の下で、基礎を含め建物全体を支える台地です。いくら丈夫な基礎を作っても基礎そのものが傾いてしまったら取り返しがつきません。その為に基礎の下、台地を強くする事が地盤改良です。
工法は幾つか有りますので納得する工法を選ばれると良いと思います。軟弱な土を全部掘りだして新たにしっかりとした土を入れる方法。軟弱な土とセメントを現場でかき混ぜて固い土に作り替える方法。現場で土に大きなドリルで穴をあけて、その中に砂利を押しこんで、砂利の柱を作る方法。現場で土に大きなドリルで穴をあけ、液状のセメントを流し込み、土と混ぜ合わせ柱を作る方法。鋼鉄製の丸いパイプを回転させながら固い層迄ねじ込む方法。等色々ありますが、費用や敷地の大きさ、機材搬入路の確保の問題等、検討しなければならない事があります。
何しろ大事な事は家全体を支えられるだけの固い層迄、砂利にしろ、セメントにしろ、鋼管にしろ基礎からつなげなければならないという事です。そして初めてどの様な基礎にするか、建物をどの様にするかを検討すべきだと思います。家を建てる時、地面下の目に見えない所にお金の掛る事を知ってください。