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内装について 石・タイル編

住宅の床を仕上げるとき、一般的に靴を脱ぐので暖かくて柔らかい素材を求める傾向があります。したがって硬い石やタイルを室内の床に使うことは、冷たく寒くなる関係で余り取り入れられておりません。外国は室内でも靴を履いていますので、石やタイルでも問題は無い訳です。

それでは日本の住宅で石やタイルを使いたい場合はどうすればいいのでしょうか。答えは簡単、床が暖かければ問題がなくなります。ホットカーペットや簡易式床暖房では無理ですが、蓄熱式床暖房を取り入れれば石やタイルでも何ら問題なく取り入れられます。住宅に限らず床を水で洗い流すような作業場でも問題なく取り入れられます。工場の土間のコンクリートにも施工できますので、作業環境が格段に変わります。

暖かい熱は上に向かってどんどん上がり、冷たい空気が下に下りてきますので、暖かく感じるようになるには相当の時間がかかります。ところが床自体が暖かければ底冷えするようなことは有りません。冷房はエアコンでするのが一番いいと思いますが、暖房は床から暖める蓄熱式床暖房が一番いいと思います。今年の寒さが堪えた方が多いと思いますが、体に優しい暖房方法を研究をして冬の寒さに備えてください。


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