天井断熱

 東北大震災から40日が過ぎ、改めて地震の怖さを知らされました。巷では防災グッズや省エネ家電が売れています。住宅の省エネ化はLED電球を始め節水型トイレ・冷めにくいお風呂等技術革新が進んでいます。家自体の、冬の暖房・夏の冷房を効率良くするにはどうしたらいいでしょう。

  答は2つ断熱材と窓です。壁の中に断熱材を入れる事は良く見かけます、それは断熱材を入れてから壁を作る作業工程だからです。天井の中の断熱材は天井を仕上げてから屋根裏に並べたりするので解らないのです。仮に壁の断熱材がきちっと施工されていても、天井に断熱材が施工されていなければ極端に効率が悪くなります。いくら部屋を暖めても天井裏に熱がどんどん逃げてしまうからです。

 また夏の強い日差しは屋根・天井裏を暖め部屋の中まで熱くしてしまいます。吹き込み式のセルロース断熱は簡単に施工できます。天井裏に特殊なホースで吹き込みますので生活していても問題ありません。材料は古紙の繊維にホウ酸を混ぜたもので断熱・防音・防火・防虫・防かび・調湿に効果が有ります。

 他の工事がからみませんので1日で工事完了します。今年の夏は出来ればエアコンを使わない様にしたいと思います。